2006/04/06:じてんしゃ

「ストップ、暴走自転車」 警察庁が取り締まり強化へ

警察庁が自転車事故・危険走行の自転車取締りを強化すると言うお話。
一応、自転車にも跨る者、所謂スポーツバイク(ってもMTBですが)を
使う者として思うところを。

一昨日の道交法でも書きましたが、自転車が安全に走られるところは、
意外に少ない。本来自転車は「車両(軽車両)」ですので、「車道」を
走るのが原則です。ところが、車道の左端は、違法駐車があったり、
そもそも車道の幅がギリギリな道路では、路肩走行はかなり危険で
あったりします(こういうところでは歩道を押すのが原則ですが)。
歩道と車道の間に「自転車通行帯」を設けている道路もあることは
あるのですが、ここを歩行者が我が物顔で歩いていることが多い上に、
ウチの近所(川崎市)では自転車通行帯の上にバス停があったり(!)、
歩道橋の柱が遮っていたり(!)と、「とりあえず作ってみました」と
いう感が拭えない代物で、安全&満足には程遠いものになっています。
川崎市の例で言うと、多摩川沿いのサイクリングロードが「歩道」扱い
になったりしている「阿呆」な市ですのでこれもいたしかたないのかも
しれませんが。

それ以前の問題として、そもそも自転車に関する交通ルールを知らない
人が多すぎるのではないか、というよりも、そういった事を教わる・
指導する機会が、今の日本じゃ殆ど無いのではないかと懸念します。
よほど道交法に詳しいか、自転車愛好家でもないと、基本的な、例えば
自転車は車道を走るものである、ということすら知らないのでは
ないかと思います。よく歩道をベルを鳴らして走る自転車がいますが、
あれは思いきり道交法違反です。車が歩道を走っているのですから。
ちなみに、「自転車通行可能」となっているところでも、歩行者が優先
になりますので、警鈴鳴らして歩行者をどけたりするのは、やはり違法
行為になります。
ついでに、ベルとライトは「必須装備」で、これがないと公道を走行
してはいけません。ブレーキが無い自転車(競輪用など)もNGです。
飲酒運転も自動車同様違法行為です。そうそう、傘を差して走っている
人が偶にいますが、あれも駄目です。

こうした基本的なことは、小学校や幼稚園で、「交通マナー」と一緒に
きちんと教えておくのが本来の姿のなのではないでしょうか。取締のみを
一方的に強化したところで、根本的にルールが周知されていない現状では
あまり意味が無いばかりか、混乱を来たすだけでしょう。普通乗用車(
所謂「クルマ」)の免許所持者ですら、自転車に興味が無ければこうした
ルールを知らないというのが、今の実態ではないでしょうか。
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by ton2sb_thrg | 2006-04-07 07:56 | 業務日記
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